夏の夜空の星々の逢瀬

「夏至を迎えるとなんだか寂しい」と言った蟹座生まれの友人がいる。
「そこからまた米粒一つずつ日の暮れが早くなって、だから冬至の方が好き。希望に満ちて心が躍るもの」と。
夏至の翌日頃に双子座からバトンを渡される蟹座は、そういえば寂しがり屋の人が多いかもしれないとふと思う。
実際に天文学上の蟹座はこれといって明るい星ではなく、何となくぼんやりとした光を放つ星座。
春に堂々と輝く隣の獅子座とは対照的で、いわばとても地味な星座。
それでも春生まれの魚座の私は、夏生まれの人がなぜかとても羨ましい。

同じ夏生まれでも、自分の大切なものをしっかりと守ろうとする蟹座と、平凡とは無縁に自分らしさを生き生きとした光として放つ獅子座とでは、あまりにも対照的な独自のスタイルを秘めている。

それもそのはず、蟹座を守護するものは月で、獅子座を象徴するのは太陽なのだから。
占星学上の夏の星座は双子座で夏至を迎え、蟹座から獅子座へと巡っていくけれど、梅雨空のさなか、七夕の頃の夜空は夏の星座を見つけにくいもの。
旧暦の七夕(8月7日)の頃には夜空もすっきりと澄んで、織姫(こと座のベガ)と彦星(わし座のアルタイル)が白鳥座のデネブの橋渡しで結ばれる。
今年の夏は史上最高に暑い夏、そう聞いただけでどんよりしてしまうけれど、夜空の星にせめてもの涼を求めてみたい。
七夕の日の晴天率は20%と低いそうで、澄み切った夏の夜空の星々の逢瀬を見ることができるのはなかなか難しいことのようだけれど、それでも織姫と彦星が白鳥座を介して一つになれるその時を見ることができたらきっと感動してしまうだろう。
そんなささやかな楽しみを、暑さにめげず抱きながら。

文・写真 堀内利子(ハーバルセラピスト)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お講座のご案内

160501_01

ゆかた着付け講座3回コース
1.補正と浴衣の着方
2.浴衣の着方と蝶結び
3.浴衣の着方と変わり結び総仕上げ

★担当の先生とマンツーマンレッスン
受講時間:1回60分×3回
受講料:7000円(税別)
日時場所は、応相談
史伊作ゆかた&帯プレゼント
【持ち物】
浴衣・半襦袢・タオル(2~3枚)・裾除け・肌襦袢(スリップ)・紐(2,3本)・コーリンベルト・伊達締め・帯板・おしぼりタオル

 

お問い合わせはお近くのお教室へ。まずはお電話。便利なフリーダイヤルは0120-35-8035

関連記事

着れる喜び 着付ける喜び

美保姿きもの総合学院ホームページ

美保姿きもの総合学院
YouTube 勉強中

カテゴリー

ページ上部へ戻る