~おひつじ座~(3月21日~4月20日生まれ)ひらめいた瞬間に、勢いよくスタートダッシュ

「和」で読む12星座

~おひつじ座~
(3月21日~4月20日生まれ)
ひらめいた瞬間に、勢いよくスタートダッシュ
牡羊座を四字熟語で表すなら「猪突猛進」。
もしくは「即断即決」。
そんな牡羊座が走り出す時、理由など要りません。
それでも、もし理由を挙げるとしたら…それは「ひらめいてしまったから」。

 

12星座トップの役割は、連なる11星座を引っ張っていかなくてはならない役どころ。
そのためには計り知れないエネルギーと情熱が必要なのですが・・・心配は要りません。
発進と同時にいきなりトップギアに切り替わるエネルギッシュな牡羊座には、そのためのエネルギーが溢れんばかりに内蔵されているのですもの。
牡羊座の季節はすべての植物が一斉に芽吹く、一年で最も生命力にあふれた季節。
この命の輝きに満ちた季節こそ、牡羊座のフロンティアたる魂の住処(すみか)なのです。

[su_heading]~「西郷どん」~[/su_heading]

現在放送中のNHK大河ドラマの主人公は、西郷隆盛。
その「西郷どん」を演じる主人公の鈴木亮平さんは牡羊座です。
同じNHKの朝ドラ「花子とアン」にヒロインの相手役で出演されていた時は、その役柄に「牡羊座」の欠片も感じなかったのですが、「西郷どん」ではとにかく熱いですね。
素直で大胆で無邪気、疲れ知らずの働き者で、忠誠心にあふれた若かりし頃の西郷を演じるのは、なんというハマリ役なのでしょう。
実際、西郷隆盛はみずがめ座生まれですので、常に一歩先を見据え、先見的な発想を貫いた生涯そのものでしたが・・・

演じる鈴木亮平さんの趣味はボクシングなのだとか。
長身のうえに、鍛え上げられた筋肉美がプラスされるのですから、渡辺謙さんとの相撲のシーンでは、ドキドキしてしまった女性がきっとたくさんいたのでは?と思います。
常に情熱的で、戦闘モードで、全力で演じることが彼にとっての自然体なのでしょう。
微細な感情表現よりも、とにかく熱く、そして前に!
大河ドラマの中の「西郷どん」は、そんな牡羊座の世界を存分に見せてくれます。

[su_heading]~牡羊座・ここからの1年~[/su_heading]

7年前の東日本大震災の翌日、変革の惑星「天王星」が魚座から牡羊座へと移動しました。
被災地の人々が、この7年間の間に様々な変化を乗り越えてこられたように、もしかしたら空回りしているように思えた出来事も、ようやくその意味をかみしめてみることができるような、そんな心境の牡羊座さんが多いのではないでしょうか?
天王星があと一ヶ月ほどで牡牛座へと移動して行くのですが、11月に再び牡羊座に逆行します。
そして2019年3月にようやく天王星が、完全に牡牛座に移ります。
天王星の意味するものは「突然の変化」。
変化に、戸惑うことの多かったこれまでの7年間を振り返りながら、自分自身の中の「節目」を意識してみましょう。
独立、転勤、引っ越し、結婚、出産、入学、就職・・・
人生のあらゆる節目、変化を超えて、ここから先はしっかりとした「土台づくり」に向けてこの1年は様々にシュミレーションされるとよいでしょう。
すぐにでも走り出したい牡羊座の湧き上がるような衝動を、ここはグッとこらえて!

文・写真 堀内利子(ハーバルセラピスト/西洋占星術研究家)

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「あさこ先生のきもの日記」