夢は大きい方がいいと、ずっと思っていた。
そんな私に新年早々胸を躍らせるような「夢」が舞い込んできた。
もう20年来乗り継いできた愛車の生誕の地、北欧への旅!
・・・とはいえ、それは全国抽選で1組(2名)!!という狭き門。
そんなDMをうっとりと眺めながら、地球の裏側にある北欧へと勝手に思いを馳せている。
パスポートは今年有効期限が切れるから、更新しておかないと。
誰と一緒に行くか・・・悩むけれどそれはやはり海外旅行に慣れた娘よね!
でも・・・長期間留守にすると、娘と私が飼っている合計4匹のネコたちの世話は誰に頼めばいいかしら・・・?
カメラのレンズも、新しく欲しいし・・・
5月のスウェーデンの気候は・・・?お洋服の算段をしないと!
スウェーデンだと、オーロラは見られないのかしら・・・
スウェーデンのおいしいものって、何?
その前に抱えている諸々の仕事は、ぜーんぶ片付けてしまって!
そうそう、書店に行って「地球の歩き方・北欧編」を買ってこないと!
・・・夢はどんどん広がっていく。
なんて楽しいことでしょう。
そんなありもしないこと、と斬り捨ててしまえばそれまでだけれど、そんなふうにアレコレ思い描くことで無邪気に楽しくって、豊かな気持ちになれるから不思議。
本来「夢」というのはそんなものなのだろう。
「できるわけない」
「ありえない」
それでは何も起こらず何も始まらないけれど、そんな妄想の中から見えてくるものが必ずある。
挑戦したことで、結果は1パーセント確実に存在しゼロではなくなるということ。
年齢を重ねるごと、現実に押しつぶされて思い描く「夢」はどんどんしぼんで小さくなってしまったけれど、それでも私は夢を追いかけることをあきらめずにいたい。
夢見る夢子ちゃんのきめリ台詞「いつかきっと私なら!」
永遠のシンデレラストーリーが、女性をいつまでも輝かせてくれる。
追記
もし、そんな夢が現実化いたしましたらご報告させていただきますね。
文・写真 堀内利子(ハーバルセラピスト)
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