サクランボとは、元々桜の実を指す「桜ん坊」からきているようですが、正式には「桜桃(おうとう)の実」と言うのだそうです。
赤い小さな実は、あまりにも可憐で、視覚的にも楽しませてくれるものです。
そして俳句では「夏の季語」として使われます。
近年、赤黒いアメリカンチェリーの方が、もしかしたら馴染みのあるこの時期の果物かもしれませんが、やはりここは是非とも国産にこだわって!
山形県は長野県と並ぶ、くだもの王国です。
先日「佐藤錦」をインターネットで検索しておりましたら、「さくらんぼクイズ」なるものが。
なんと、なんと山形県でサクランボは「小さな恋人」と呼ばれて親しまれているのだそうです。
「ナポレオン」や「シャボレー」等、様々な種類のものがあるようですが、人気ナンバーワンはやはり「佐藤錦」。
先日「えのきだけ」の生産量全国ナンバーワンは長野県!とテレビで見ましたが、サクランボの生産量は山形県がダントツの全国1位ということです。
少々高価な季節の恵みですが、旬の野菜や果物はその時期を乗り越えるエネルギーを、たっぷりと蓄えています・
文・写真 堀内利子(ハーバルセラピスト/西洋占星術研究家)