あちこちで見かける菜の花は、タンポポと並ぶ可愛い春の黄色。
ですが、畑の隅に咲く菜の花は、そもそも何の花?
と、素朴な疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
毎年ゴールデンウイークに開催される「いいやま菜の花まつり」の、あの「菜の花」も、中条地区の北アルプスを望むアルプス展望広場に一面に咲く菜の花も、実は野沢菜です。
それは、晩秋に「野沢菜漬け」用に収穫されなかった野沢菜が冬を越し、春になり出てきた新芽から育った「とうたち菜」なのです。
菜の花は、アブラナ科の花の総称。
大根、キャベツ、ブロッコリー、小松菜、雪菜等々。
そして「なばな」という植物は存在せず、上記アブラナ科の花芽の総称のようです。
正式名称はともかく、鮮やかな色彩の「なばな」には、女性に嬉しい美肌効果もあるようです。
おひたしをいただく際には、必ずカツオ節をかける事!
日頃からそのように召し上がる方は多いと存じますが、なばなのビタミンCは、鉄分を多く含むカツオ節との相乗効果が期待されるようです。