四季と暮らす コラム 松竹梅で願うこと

空の上の世界 四季と暮らす コラム

松竹梅(しょうちくばい)
様々に「ランク」付けする時の定番ですが・・・
はて?
松が上のランク?と、一瞬迷ったり。
とりあえず「竹」で・・・と、冒険せず「並み」で安心だったり。
でもなぜ「松」が上位で、「梅」が下位なのか。

調べてみますと、これは格付けというより吉祥の象徴という意味合いが大きいようです。
1年中常緑の松は「長寿延命」の象徴
約3ヶ月で親と同じ背丈に成長し、次々芽吹く竹は「子孫繁栄」の象徴
厳しい冬に1番に花をつける梅は「気高さ」の象徴。

それは単に上下であったり、優劣をつけるものではなく、きちんと意味が込められていたのですね。

そういえばパソコンが普及し始めた頃、「一太郎」ソフトと共に人気だったワープロソフトに「松」がありました!!
そして「松」の傍らには、8インチのフロッピーディスクがいつも寄り添っていました。
二度と戻ることのできない、古き良き時代・・・
懐かしさと愛しさがセットになって甦ります。

いつかは必ずこの不安な時代も抜けられるはずです。
日々更新される感染者情報に決してネガティブにならず、それでも前進いたしましょう!

雲の上はいつも晴れ。
たとえ曇りでも雨でも、ジャンボジェットが離陸したその先には、抜けるような青空が広がっています。
2021年がどうぞ佳き年になりますように。