実りの秋、収穫の秋は、土の中にも美味しいものがたくさん!
サツマイモも、ここ最近は品種豊富で、消費者の選択肢も増えてありがたい限り。
ホクホクがお好みなら、「紅あずま」や「なると金時」。
ネットリがお好みなら、種子島特産の「安納芋」を。
ちなみにスーパーの焼き芋コーナーでの一番人気は、「紅はるか」だそうです。
そして日本でのルーツをたどってみると、幕末の世の動乱との重なりが見えてきます。
薩摩,長州、土佐、肥前藩ではサツマイモが常食だったため、維新戦争に出兵する兵士の数が格段に多かったようです。
「イモ侍が、コメ侍を制していた」ということですね!
それはすなわち、サツマイモを多く栽培していた地域が、明治維新を支えたとも言えるでしょう。
その栄養価は、ビタミンB1,ビタミンCやカルシウムも豊富。そして特筆すべきは、何と言っても食物繊維を多く含んでいることです。
いつの間にか「焼き芋」はスーパーで買う時代。
寒い季節になると時々やってきた焼き芋屋さんも、今ではもう見かけることもなくなりました…懐かしい風物詩となってしまったことを、ふと気付きました。
文・写真 堀内利子(ハーバルセラピスト/西洋占星術研究家)
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