“ラズベリードリーム”和装・和のこと VOL.28

コラム 和のこと

夢は大きい方がいいと、ずっと思っていた。

 

そんな私に新年早々胸を躍らせるような「夢」が舞い込んできた。

 

もう20年来乗り継いできた愛車の生誕の地、北欧への旅!

・・・とはいえ、それは全国抽選で1組(2名)!!という狭き門。

そんなDMをうっとりと眺めながら、地球の裏側にある北欧へと勝手に思いを馳せている。

 

パスポートは今年有効期限が切れるから、更新しておかないと。

誰と一緒に行くか・・・悩むけれどそれはやはり海外旅行に慣れた娘よね!

でも・・・長期間留守にすると、娘と私が飼っている合計4匹のネコたちの世話は誰に頼めばいいかしら・・・?

カメラのレンズも、新しく欲しいし・・・

5月のスウェーデンの気候は・・・?お洋服の算段をしないと!

スウェーデンだと、オーロラは見られないのかしら・・・

スウェーデンのおいしいものって、何?

その前に抱えている諸々の仕事は、ぜーんぶ片付けてしまって!

そうそう、書店に行って「地球の歩き方・北欧編」を買ってこないと!

・・・夢はどんどん広がっていく。

 

なんて楽しいことでしょう。

そんなありもしないこと、と斬り捨ててしまえばそれまでだけれど、そんなふうにアレコレ思い描くことで無邪気に楽しくって、豊かな気持ちになれるから不思議。

 

本来「夢」というのはそんなものなのだろう。

 

「できるわけない」

「ありえない」

それでは何も起こらず何も始まらないけれど、そんな妄想の中から見えてくるものが必ずある。

挑戦したことで、結果は1パーセント確実に存在しゼロではなくなるということ。

 

年齢を重ねるごと、現実に押しつぶされて思い描く「夢」はどんどんしぼんで小さくなってしまったけれど、それでも私は夢を追いかけることをあきらめずにいたい。

夢見る夢子ちゃんのきめリ台詞「いつかきっと私なら!」

永遠のシンデレラストーリーが、女性をいつまでも輝かせてくれる。

 

追記

もし、そんな夢が現実化いたしましたらご報告させていただきますね。

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ぶーん

文・写真 堀内利子(ハーバルセラピスト)

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