~蟹座~
<<蟹の甲羅の内側で大切なものを守る >>
そして生きるとは、自分の居場所を満たすこと
蟹座は「水」の星座。
とはいえ、水の星座の中で水陸両用なのは蟹座だけ。
波打ち際の蟹歩きは、岩陰を伝いながらの大冒険。
実際の蟹はどうなのかわかりませんが、12星座一番「臆病」で「甘えん坊」なのは蟹座です。
ですが恐怖心と背中合わせで併せ持つ「勇気」が、いざとなったら蟹座をサバンナの猛獣のように奮い立たせます。
その理由は「大切なものを守るため」。
一度自分の「甲羅」の中に入れた「大切なもの」、それは友人、家族、仕事、パートナー、もしくは自分自身の「感情」そのものかもしれません。
そんな蟹座の在り方が、蟹座は家庭的、とか母性的、と単純に言われてしまう所以(ゆえん)なのかも・・・ですが。
蟹座の象徴となる体の部位は「胸」「肝臓」「胃」です。
「感情のコントロール」というのは、実は蟹座の大きな裏テーマ。
「いろいろ抱え込みすぎて胸が苦しい」
とか
「ストレスがあるとすぐ胃にくるのよね」
とか
「最近いろいろあってお酒の量がついつい・・・」
で、肝臓やられてしまったら、それはもはや末期・・・
・・・そのくらい蟹座は繊細な生き物だったりするのです。
感受性が極端に強い蟹座は、どうしても情緒不安定になりやすかったりするので、そのあたりは意識的に!
そして、マイナス感情をため込みすぎないようにしましょう。
[su_heading]半夏生(はんげしょう)[/su_heading]
七十二候は、そろそろ「半夏生(はんげしょう)」。
今年は梅雨らしい梅雨、とよく耳にしますが、梅雨が明けると本格的な夏の到来。
「半分夏が生まれる」と書く半夏生の頃に、夏のイベントをチェックしておくといいですね。
文・写真 堀内利子(ハーバルセラピスト/西洋占星術研究家)