~魚座~<<星から舞い降りたエンジェル >>空気を読みすぎて、NOと言えないつらさ・・・

「和」で読む12星座

~魚座~<<星から舞い降りたエンジェル >>空気を読みすぎて、NOと言えないつらさ・・・

「物語はラスト」

控えめで、意思表示が苦手。
時には「貧乏くじ」とわかっていながらも、頼まれたら断れない…そんな人がいたら、間違いなく「魚座」です。
聞き上手なのは認めますが、相手に共感するあまり一緒に泣きだしたり、落ち込んだり。
というのも、魚座の世界に「垣根」や「境界」はなくて、自然とそこに同化してしまう不思議なエネルギーを持っているから。
そんな優しさあふれる天使のような魚座なのですが、感情の波によっては掴みどころのない「二面性」を発揮して「小悪魔」の顔を見せることもあったりします。
「流氷の天使」と呼ばれるクリオネ。
愛らしいシルエットながら、捕食シーンはなかなか強烈で・・・それこそが「天使」が「悪魔」に豹変する瞬間。
12星座の物語の最後、魚座には無限大の優しさと強さが備わっているのだと思います。

「転ばぬ先の杖」

魚座に関連する身体の部位は「足」「足先」です。
12星座の1番目「牡羊座」=「頭」ですが、それが1星座ごと体の下方に下がっていくので、最後の魚座は「足先」となるのですが・・・
魚座が実は「転びやすい」のは、夢とメルヘンに惹かれ、少々現実離れしてしまって地に足がついていないから?
いずれにしても、自分の足でしっかり立つ!夢を現実に替えることが1番の近道かもしれませんね。

「草木萌動(そうもくめばえいずる)」

七十二候では、そろそろ草木の芽生えを告げています。
ですが、記録的暖冬のこの冬、すでに草は萌えていませんでしょうか???
春告げ魚の代表「鰆」(さわら)が鮮魚売り場に並んでします。
淡白で、どんな調理法でもおいしくいただける鰆に、どこか魚座を感じてしまうのは私だけでしょうか(笑)

 

3月20日の「春分の日」は、春彼岸の真ん中にあたります。

春のお彼岸は、「自然を敬い慈しむ日」ということのようですが、春を体感できるこの時期は自然に心も柔らかくなって、不思議とパステルカラーがマッチするもの・・・
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉には、「光明」を示してくれる先人の温かい言葉のように聞こえます。
昨今の、先の見えない不安の中にあっても、希望の光を信じて平常心を持ちながら過ごして参りましょうね。

 

しばらくお読みいただいた「12星座のお話」は一旦ここで一区切り。

4月からは、季節の「花のお話」に舞台を移して参ります。

元気出して行きましょう!