12月 みかん

寒い時の食べ物 そこはコタツで みかん 四季と暮らす コラム

「冬の昭和の居間」と言えば・・・?
コタツにミカン!でしょうか。
橙色(だいだいいろ)に熟れたみかんは、近年とても甘く美味しく進化していますね。

そしてやはり「みかん」には、風邪の予防に役立つ成分が豊富に含まれています。
鼻やのどの粘膜を守ってくれる「βクリプトキサンチン」という成分は、柑橘系の中でも「みかん」に特に多く含まれているとの事。
・・・冬のコタツでみかんを食べる・・・は、正しい冬の過ごし方だったようです。

アロマテラピーではビターオレンジの花は「ネロリ」に。
葉や茎は「プチグレン」に。
そして果皮はそのまま「ビターオレンジ」の精油に、と1本の植物から3種類の異なる精油が得られます。

みかんの皮をむく時にほとばしる「香りのしぶき」は、天然の芳香浴(アロマテラピー)。
気持ちの優れない時、食欲のない時、風邪の予防に、みかんをたっぷりいただきましょう。

文・写真 堀内利子(ハーバルセラピスト/西洋占星術研究家)