~かに座~
(6月22日~7月23日日生まれ)
その胸の中で、真理と愛を守る人。
愛するもの、大切なもの、守るべきもの・・・
すべての答えをその「甲羅」の中に秘めながら。
かに座のチョイスは、常にシンプルで解りやすいもの。
というのもかに座には、あれもこれも…は存在せず、選び抜いたものだけを大切に守っています。
なぜなら蟹の甲羅には一定のスペースしかないので、多くを同時に抱えることは不可能なのです。
また、遮断された殻の内から外へ出ることはあえてしない、その「内側の世界」がかに座にとって、唯一くつろげる場所。
かに座は「家庭的」とよく言われますが、「家族愛」と言い換えた方がわかりやすいように思います。同じように「仕事愛」「会社愛」「地域愛」「母校愛」「クラス愛」・・・と。
そんなふうにかに座は、自分の甲羅の中をしっかりと守るのです。
言い換えれば、「○○限定」といった条件付きの守備という事になるのですが、それこそがかに座特有の愛し方と言えるでしょう。
誰かを好きになると「愛しすぎてしまうの」そんなかに座さんの声が聞こえてきそうですが、ついつい尽くしすぎてしまうのも、広く浅く…ではなく、たった一人の人を深く思いすぎてしまう愛情の深さゆえ…と自分自身を理解してあげましょう。
~風流を楽しむ、夏はかに座の季節~
暦の上で夏を折り返す「夏至」を過ぎて「大暑」までがかに座の季節。
そう、かに座は夏のセンターに位置する星座。
だからでしょうか?私の知っているかに座は、一様に暑さに強いです。
また、“夏になったら、浴衣を着よう!“
とか、
“夏が来たら、海に行こう!“・・・
とか、
打ち水、蛍狩り、花火、風鈴、金魚すくい、夕涼み…
「風流」という言葉が似合う夏のあれこれを当てはめても、自分の中の何かしらの「決めごと」にこだわる蟹座は多いよう思います。
「マイルール」と言えるかもしれない自分の中の決め事は、固い甲羅の中で常に醸成されているのでしょう。
文・写真 堀内利子(ハーバルセラピスト/西洋占星術研究家)
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