朝顔の英名がJapanese morning glory!と知り、思わず笑みがこぼれました。
あまりに「そのまま」過ぎて。
朝に花を咲かせ、夕方にしぼむ花姿が「朝の美人の顔」とも言われるのだとか。
確かに、夏素材の着物を着て、楚々とたたずむ麗人のようにも見えます。
そして、浴衣や帯の朝顔柄は、やたら愛らしいものです。
美しくて可愛い。
それは女性にとってこの上ない賛美の言葉だと思いますが、朝顔はその両方とも兼ね備えているということでしょうか。
毎日たくさんの花をつけて楽しませてくれる朝顔ですが、花の命は短くて。
そんなところからなのでしょうか、花言葉は「はかない恋」。
梅雨が明けたなら、せめてカラリとお日様の恵みが「程よく」夏の植物たちに降り注ぎますように。
ままならない曇り空の向こうには、青空に「映える」入道雲がきっと出番を待っていることでしょう。
様々な夏の風物詩も自粛の折柄ではありますが、ご自宅の庭先や通りがかった風景の中で「夏」を感じてみませんか。
身近な「夏」を思い切り楽しむ!それが今夏のキーワードです。
文 堀内利子(ハーバルセラピスト/西洋占星術研究家)
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