シロツメクサの冠を作って、アクセントに黄色いタンポポをあしらって…
色や形で変化をつけるとかわいくなる。
おしゃれな感じ。
そんなふうにあれこれと楽しめることを、女の子は生まれながらに知っているのでしょうね。
春の道端の草花が、遠い日の思い出を連れてきてくれました。
福寿草の黄色がタンポポにバトンタッチして
チューリップ、スイトピー、桜、優しいピンク色のグループがパステルカラーを更に深めてくれる4月。
ようやく開花した桜も、雨風さえ遠ければ1日でも長くその花を楽しむことができるのですが・・・
早くも週明けは、雨と風の予報です。
「風」の化身アネモネが、いたずらな風に乗って駆け抜けて行くのかも・・・
そう、愛と美の女神アフロディーテと美少年アドニスがじゃれ合いながら。
桜の花びらを散らすいたずらな春の風も、ギリシャ神話に重ねると決して悪者には思えなくなるから不思議。
そんな思考も、女性だから?
春の楽しみ方は満開の桜を見た後にも実はあったりするのです。
文・写真 堀内利子(ハーバルセラピスト)